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成形条件 / 予備乾燥

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標準条件  予備乾燥  各種条件設定  成形サイクル  MD対策

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4. 成形条件

4.2 予備乾燥

ジュラコン® POMは吸水率が小さくかつ防湿を考慮した包装をしていますが、成形前は予備乾燥を行なう必要があります。成形時のペレットの吸湿率は0.1%以下が目安となります。

 

予備乾燥条件

  • 標準: 80~90℃×3~4時間
  • モールドデポジットが問題となるとき: 100~120℃×3~4時間

注意事項

  • 棚式乾燥機を使用する時:
    ペレット厚みは25mm以下にする。
  • ホッパドライヤを使用する時:
    ペレットの温度が推奨温度となるように熱風温度・風量を調節する。
    ホッパ内滞留時間が3~4時間より短くならないようにする。

 

図4-1 ペレット乾燥曲線

 


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