HOME  > 技術紹介 > 成形技術 > ジュラコン(R) POMの成形技術

金型設計 / ガスベント

目次 はじめに 安全 成形機 成形条件 再生 成形加工 成形品設計 金型設計 不良対策

ランナ  ゲート  抜き勾配  アンダーカット  ベント  温調  材質

ジュラコン® POMのグレード一覧へ 当ページのPDF(0.97MB)

8. 金型設計

8.5 ガスベント

ガスベントの設計が悪いとガス焼けを起こしたり、モールドデポジットを生じやすくなりますので、ガスベントには十分配慮する必要があります。ガスがパーティングラインから追い出されるような構造のときは、図8-5のように成形品外周の全面から抜くようにするのが効果的です。ペント部の深さは、成形品外周から数mm までのところは1/100~2/100mm程度で表面を粗らし、その後に深さ1mm程度の溝をつけて金型外へ導きます。


図8-5 ガスベントの例

 


ランナ  ゲート  抜き勾配  アンダーカット  ベント  温調  材質

目次 はじめに 安全 成形機 成形条件 再生 成形加工 成形品設計 金型設計 不良対策