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後収縮率

目次 はじめに 成形条件の選定 成形加工特性 成形品品質 金型設計 安全上の注意 不良対策
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3.2 収縮特性

(2) 後収縮率

成形品の寸法はそれが使用される条件、すなわち成形ひずみの緩和、結晶化の進行、吸湿・吸水、熱膨脹などによって変化しますので、これらの状況を充分把握して寸法安定化対策を取る必要があります。

アニーリング温度による後収縮の一例を図3-15、図3-16に示します。処理温度が高くなると後収縮量が大きくなり、かつ流動方向より直角方向の後収縮が大きくなります。

寸法安定化のためのアニーリングが必要かどうかは、その部品の使用条件によって決められますが、図3-15、図3-16のようなデータによる後収縮量の推定が役に立ちます。

 

ジュラネックス図3-15ジュラネックス図3-16

 

ジュラネックス図3-17ジュラネックス図3-18

 

ジュラネックス図3-19ジュラネックス図3-20

 


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