HOME > 技術紹介 > 成形技術 > ジュラネックス(R) PBTの成形技術
安全上の注意
6. 安全上の注意 成形業界での一般的な安全上の注意事項を守っている限り、ジュラネックス® PBTの成形に特別な危険はありません。しかしながら、ジュラネックスも、他のプラスチックと同様に、非常に高い温度まで加熱すると、分解して分解生成物が蓄積して衛生上有害な場合もありますので、適切な換気を行うようお奨めします。 熱分解を防止し、ガスの発生やシリンダー内の圧力の発生を防ぐために、樹脂温度を280℃以上には上げないでください。 また、長時間の停止が必要な場合には、シリンダー内の樹脂をすべて排出して、温度を230℃以下にしてください。 ペレットを供給したり、スクリューを回転させる前に、シリンダーの加熱時間を充分にとり、少なくとも250℃に達するようにしてください。 作業者は保護メガネを着用するようにしてください(特にパージする時)。また、熱い金型等を取り扱う時には手袋を着用してください。成形を中止している間は、射出ユニットを後退させて金型との接触によるノズル部の固化を防止してください。
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