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成形収縮率
3.2 収縮特性 (1) 成形収縮率 ジュラネックス® PBTは結晶性プラスチックで、図3-6のような比容積の温度依存性曲線を有しています。このため非強化グレードの成形収縮率は図3-7のようにかなり大きくなります。 一方、ガラス繊維で強化すると、キャビティ内流動によって、ガラス繊維が流れの方向に配向しますので成形収縮率が小さくなり、収縮率の異方性が現れます。その一例を図3-8に示します。このようにかなり大きな異方性がありますので、成形時の変形が問題となります。成形品形状、およびゲートの設計が、変形対策上重要といえましょう。 成形収縮率は一般に成形条件の影響を受けます。この一例を図3-9~3-12に示します。
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