横浜水道記念館 / 接線流羽根車式メーター3
日本で最初の近代水道が引かれた横浜、横浜水道記念館『水道技術資料館』は、横浜市が水道とどのようにかかわってきたかについて資料と映像で紹介しています。 (詳しくは広報誌pla-topia2010-2をご覧ください) http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/kyoku/torikumi/suidou-pr/kinenkan/
![]() |
|


水道メーターは1950年代後半からプラスチック部品を使い始め、細かい構造はいろいろ変わってきましたが、基本的には写真の様な部品で構成されています。プラスチックが使われるようになったのは、耐食性に優れ、そのため故障率が減少し、耐久性が大幅に向上したためです。もちろん部品の製造コストが安くなったことも大きい採用理由です。現在では外側のケース(青銅製が多い)を除くほとんどの部品がプラスチック化されています。また『有収率』といいますが、水を100流して100%すべて測れれば一番いいのですが、そのためにはメーターの感度が上がらねばなりません。金属部品同士ではどうしても重くなりすぎて、この『有収率』を上げることができないためです。
1|2
Column | |||
![]() |
メーターの種類 | ![]() |
プラスチック部品 |
![]() |
流速式接線流羽根車式 | ![]() |
レバー式補助止水栓 |