HOME > 技術紹介 > 成形技術 > TOPAS(R) COCの成形技術
金型設計
7. 金型設計 7.5 ガスベント ガスベントの設計が悪いと充填の阻害を起こしたり、ガス焼けを起こしたりしますので、ガスベントには十分配慮する必要があります。基本的に流動末端部に成形品外周の全面から抜くようにするのが効果的です。また、スプルやランナのコールドスラッグにガスベントを設けるとスプル、ランナ内の空気がここから排出され、キャビティへの樹脂流動が効率良くなります。 スプル、ランナでは2/100mm、成形品流動末端には1/100~2/100mmの3mm幅程度のベントを設け、その後に深さ1mm程度の溝をつけて金型外へ導きます。 成形品の流動途中の箇所やバリの厳しい成形品については1/100mm程度とします。
|