HOME  > パビリオン

松下幸之助歴史館 / 練物と天然樹脂「コーパル」

外観は1933年の本社外観を復元、松下電器産業(現・パナソニック)の創業50周年を記念して1968年に開館しました。日本の家電産業発展史をたどる松下幸之助歴史館です。 (詳しくは広報誌pla-topia2010-1をご覧ください) http://panasonic.co.jp/history/museum/

練物と天然樹脂「コーパル」
配線器具の外側は「練物」といわれる、樹脂を材料に使用しています。初期の頃は、化学的に作られた合成樹脂ではなく、東南アジア産の天然樹脂「コーパル」【写真左上】を使っており、それにクレー、タール、カーボン、石綿などを配合したものです。
当時アタッチメントプラグなどをつくるのに使用していた釜や足踏み機、型押機【写真右】などの実物をそのままの姿で見ることができます。乳鉢と石臼、竈【写真左下】を使って、材料の調合から始めた様子がよくわかります。この練物の技術はその後のプラスチック成形技術発展の基礎となりました。
練物と天然樹脂「コーパル」
材料開発も製品の品質管理の一つ
故障しないラジオを目指す
松下幸之助の事業観 1
松下幸之助の事業観 2
協力:パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館
back