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セイコー時計資料館 / プラスチックと置時計

セイコー創立100周年記念事業として1981年開館したセイコー時計資料館(現・セイコーミュージアム)には、日本と世界の[時と時計]に関するさまざまな資料が展示されています。 (詳しくは広報誌pla-topia2009-2をご覧ください) http://museum.seiko.co.jp/

プラスチックと置時計
プラスチックと置時計
戦前、置時計の枠にガラスに代わり熱硬化性樹脂のフェノール樹脂(ベークライト)が使われましたが、写真①はその置時計の表と裏です。
本格的に熱可塑性樹脂が使われたのが、1952年の置時計「コメットフラワー」(写真②)からです。
プラスチックはデザイン性にすぐれ、色彩も自由に得られることから、その後はABS樹脂やAS樹脂などが時計の枠やカバーに使われてきました(写真③)。
また最近では時計の機械体、歯車やカム、電気部品の絶縁体などにも使われています。
振り子の等時性不定時法クオーツとはプラスチックと置時計
協力:セイコー時計資料館
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