1957年から8年間で約10万台のリレー計算機を売り上げていたカシオ計算機は、トランジスタ計算機分野で出遅れていました。最速リレー計算機『８１』の発表会で、「もうリレーの時代ではない」と言われました。発表会では若手技術者がつくったトランジスタ計算機『001』も発表。この『001』を境にトランジスタへと転換してゆきました。 （写真上：001型　下：リレー素子）