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分解を防ぐ

多彩なプラスチック
くらしの中のプラスチック
ポリマーの分解を防ぐ

プラスチックは空気中の水分や酸素と反応して少しずつ劣化します。
そのほか熱、酸、アルカリ、紫外線などによって劣化が促進されます。
この劣化を防ぐ目的で添加剤が加工中に使用されます。代表的な添加剤は次のようなものです。

熱安定剤・・・加熱による分解を防ぐ
酸化防止剤・・・空気中の酸素による分解を防ぐ
紫外線吸収剤・・・紫外線による劣化を防ぐ
防かび剤・・・細菌、かびなどの微生物におかされないようにする
一方、プラスチックの分解では
光分解性プラスチック・・・太陽光線にあったら分解する
生分解性プラスチック・・・埋めたてたら土壌中の微生物に分解される
など安定化と自然分解の矛盾したテーマが積極的に研究されています。