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注目のバイオプラスチック

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くらしの中のプラスチック
注目のバイオプラスチック

地球温暖化防止、CO2排出削減への取り組みは地球的に迫られている緊急の課題であることは良く知られています。
そのため、化石資源である石油の消費を出来るだけ削減し、再生可能な有機資源(バイオマス)の利用が注目されるようになり、非食物バイオマス由来のプラスチックが近年クローズアップされてきました。
日本バイオプラスチック協会は、バイオマスプラスチックの定義を「原料として再生可能な有機資源由来物質を含み、化学的または生物学的に合成して得られる高分子材料」として、
従来の生分解性プラスチック(微生物の力によって廃棄後のプラスチックを分解し、これまで半永久的に残るとされてきたプラスチック製品を自然に帰そうとするもの)に、バイオマスプラスチックを加えてその普及を行っています。
最近では、パソコンや携帯電話機のハウジング、また自動車部品などにも採用される事例が増えてきています。
今後、従来の石油系プラスチックと組み合わせた改良技術や活用も考えられます。