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バスルーム
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バスタブ  バスタブ 
バスタブは強化プラスチックといわれるFRP(ガラス繊維強化ポリエステル)かPMMA樹脂がほとんどです。耐熱性・耐衝撃性・耐薬品性・量産性などの特性が生かされています。ホテルではバスタブとシャワー室、床・壁面など浴室全体をFRPで一体成形したユニットが採用されています。
混合水栓・シャワー  混合水栓・シャワー 
熱水と水を混ぜて使用する混合水栓では、断熱性と耐腐食性から内部の本体にPPSが採用されています。触っても熱くありません。その構造部品としては機械部品として信頼性の高いPOMが活躍しABSやPPのメッキ品も使われています。シャワーヘッドには細かい水孔が成形でき、水(温水)の分散がきれいで、耐久性のあるPOMが使われています。
いす・おけ  いす・おけ 
お風呂用品は耐熱性や衝撃に強く,化学薬品に対する強さ、軽量であること,色彩や形状が自由にでき、しかも安価であることなどからプラスチックの独壇場です。いすや洗いおけはPPやPEが中心です。
マット  マット 
マットにはPEが多く使われています。マットの裏には滑らない柔軟なEVAが使用されています。
歯ブラシ・電動歯ブラシ  歯ブラシ・電動歯ブラシ 
歯ぶらしの柄の部分はPPやPCが多く,ブラシの部分にはPBTやPAが使われています。電動歯ブラシの場合は駆動部のカムやギアにPOMやPBTが、止水機構の各種部品にもPOMが活躍しています。
ヘアブラシ  ヘアブラシ 
ヘアブラシは歯ブラシ同様にハンドル部はPCやPPが,ブラシの部分にはPBTやPAが採用されています。
ヘアドライヤ  ヘアドライヤ 
ヘアドライヤでは本体のハウジングにABS樹脂が,熱風の出口にはPET樹脂を、整流翼には耐熱性の良いPBTが、手でつかむハンドルの内部にはカムやケース,ハンドルなどにPOMやPBTが使用されています。スチームを使うタイプのドライヤではスチームを送り出す吸収体にPPSが採用されています。
扇風機  扇風機 
扇風機はクーラーが普及したといってもやっぱり家庭の必需品です。羽根やモータカバーにはPSやABS・PPなどが、駆動部部品にPOMなどが使われています。ツマミやスイッチなどにはメラミン樹脂やユリア樹脂も使われています。
サッシ  サッシ 
現在は90%以上がアルミ製ですが,熱伝導が良いのが弱点で,PVCサッシは熱伝導率がアルミの1/1000のため、寒冷地のサッシとしてよく使われるようになりました。内側をPVCに、外側をアルミに、といった二重の複合タイプも登場しています。
フローリング  フローリング 
一見すると木質と間違えるぐらいですが,PVCのシートです。水に強い,価格が安いなどから洗面所やトイレなどに使用されています。柄も豊富で,大理石模様から御影石・木質調などいろいろあるのも強みです。最近では全室に使われるケースもあります。
洗濯機/乾燥機  洗濯機/乾燥機 
一時は洗濯槽にもPPが採用されましたが,最近では操作スイッチパネル部にPP・PS・ABSなどが採用されています。ホースはPVC製が中心で,ホース掛などにはPE・PPなどが使われています。衣類乾燥機にはハウジングにABS樹脂を採用,また殺菌処理のできる抗菌処理機能のついたタイプでは、抗菌マット保持具にPOMを、そのヒータ保持具にPPSを採用したものもあります。
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