コラム3 ガス器具とプラスチック

1955年頃から、ガス器具のボタンやカバーに熱硬化性樹脂が採用されました。また、ガス栓(カチット)にはポリアセタールが使われています。 地下の埋設ガス管には主としてポリエチレンが使用されています。昔は緑色でしたが、現在は世界標準の黄色が使われています。 腐食や振動、伸縮に強くガス漏れの心配が少なく、さらに熱融着の接続ができるためメンテナンスが楽で防災対策に欠かせない素材といえます。

ガス管


カチット