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  ジュラネックスの成形技術

はじめに
 


  ジュラネックスは、化学的にはPBT(ポリプチレン・テレフタレート)といわれる結晶性プラスチックで、次のようなグレードからなっています。

 (1) ガラス繊維で強化されたものや、無充填材などによる複合グレードと、非強化グレード。
 (2) 除燃性と難燃性。

 非強化グレードの荷重ひずみ温度が、工業材料としては高くはありませんので、多くの成形品は強化グレードで作られています。このため、成形時の変形対策が射出成形では最も重要な技術の一つとなります。変形対策は、成形品形状設計、金型設計、グレード選択などで行われますが、ここでは前二者について説明します。

 また、ジュラネックスは、エステル結合を有していますので、成形時の加水分解による劣化が問題となります。成形時のペレット中の吸水量と樹脂温度、シリンダ内滞留時間などの管理がキーポイントです。

 一般的な金型設計はジュラコンとも共通部分がありますので、「ジュラコンの成形技術」もご参照ください。


      1.成形条件の選定

      2.成形加工特性

      3.成形品品質

      4.金型設計