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  発泡成形の優位点

優位点


(1)軽量化

 発泡倍率は、
低発泡で、1.01~1.05 中発泡で、 1.05~1.50 高発泡で、1.50~ 3.00 で、それぞれ発泡剤の混合率や成形法が若干異なります。
 通常の成形品の問題点(ひけや変形)を解決するために用いるのなら、低発泡。断熱や軽量化、制振性、緩衝が目的ならば高発泡と大まかに区分できます。


(2)低圧成形が可能

 中・高発泡では、保圧力は0~5MPaと非常に低圧で成形します。従って投影面積が大きな製品でも小さな成形機で成形できます。


(3)ひけの防止

 

発泡成形はその原理から予想できるように、ひけを抑制する効果があります。  肉厚:20mmの成形品でも、ひけがゼロにできました。 (通常成形では片側で1.2mmもひけてしまいます。)

 

(4)耐ガソホール性

 下にジュラコンU10-01の高発泡品の耐ガソホールの結果を示します。
  ガソホール液がジュラコンを透過して発泡セルに蓄積されるため、セル内のガソホール蒸気圧が上昇し更なる液の浸入を抑制するため、良好な結果を示します。


(5)制振効果向上

 通常品(秒当り対数減衰率=99)の1.3~1.5倍の制振性を示します。


(6)断熱効果

 発泡成形はその原理から予想できるように、発泡セルが無数に発生するため、熱伝導率が小さくなります。


(7)円筒度

 発泡成形では円筒形状の中央のひけも低減できます。通常成形では120μmであったものが、低発泡で80μmまで低減できました。(成形品肉厚:4mm)